ラブコメっていうけど・・・
ブラック過ぎる!
ちょっとばかし嫌な気分になってしまいました(苦笑)
2003年 アメリカ
■あらすじ■
妻のナンシーは一流出版社で活躍する腕利きの編集者、夫のアレックスはデビュー作が高い評価を得た気鋭の作家。キャリアも結婚生活も共に順調な2人は、次なる目標を素敵なマイホームの獲得と、かわいい子供の誕生に定めていた。やがて2人は、ニューヨークのブルックリンに、暖炉が3つもある瀟洒な二世帯住宅を発見し、早速購入に踏み切る。だが2階に住むコネリー夫人は、一筋縄ではいかない相手で…。
■感想■
ベン・スティラーが出てると言われたら観ない訳にはいきません。
でもこの作品、単館上映で劇場に行く事が出来なかったのでDVDを待ってました。
ベンが出てるしコメディーだって事で軽い気持ちで観始めたんですが・・・けっこうヤリ過ぎというか、私の想像していた感じとかなり違いました。
上に住むばあさんが怖い。 怖いというか、悪気のなさそうな顔して嫌なことするんですが、これがまた憎たらしい。 ちょっと殺してやろうかなとか思いますよ、実際あんな人いたら。 観ていてイライラムカムカしてしまいました(苦笑)
そして、恐ろしい!!と思ったのは・・・
↓↓ネタバレ↓↓
『 あの家を勧めた不動産屋と、やけにばあさんをかばう警察官、そして! あのばあさんがグルだったなんて! 予想してなかったので、どえらい驚いてしまいました。 しかもそれが分かるのは本当にラストの方で、もう諦めて夫妻が引っ越したあとだったんで。 二世帯分の金額で家を買わせてばあさんのイヤガラセでみんな最後はあきらめて安値で手放していくということを繰り返しやってたんですね、あの3人。 』
↑↑ネタバレ↑↑
面白さを通り越して詐欺じゃーん!と思ったのは私だけでしょうか?(笑)
イヤガラセを繰り返すばあさんを、何とか出て行かせようとするも失敗ばかりしてしまう上に、結局はコキ使われるだけ。
最終的に購入したばかりのマイホームを手放してしまうものの、マイホームがあれば幸せなわけじゃない、夫婦が幸せに暮らすということがどういうことなのかというのを伝えたんでしょうけれど・・・
個人的には、あまりハートフルな気分も味わえないまま終わってしまいました(苦笑)
面白さよりも、とにかくばあさんの行動や言動に腹を立ててしまったので私はイマイチかなと思います。 でも、ブラックなのは好きだぜ~という方は面白いかもしれませんよ(笑)
■出演者■
ベン・スティラー
ドリュー・バリモア
アイリーン・エッセル
ハーベイ・ファイアスタン
ロバート・ウィズダム